英語の敬意表現 その①Hi, readers !! 英語にも敬語・敬意表現があります。 但し、日本語文化での丁寧さと英語文化での丁寧さは 意味合いが違います。 日本語文化では、 <相手と上下に距離を離す>事が「丁寧さ・敬意」になりますが、 英語文化では、概して、<相手と横に近づこうとする>事が 「丁寧さ・敬意」になります。 文化や宗教、社会の違いによるものです。 日本語社会での丁寧さは、politeness であり、 英語社会での丁寧さは、friendliness と 定義しても良いでしょう。 英語の敬意表現を上手く使って、 海外とのビジネスを円滑に進めたいものです。 ★英語での丁寧表現 その①: 英語で話す時に、或いは、日本語でも外国の方と話す場合は、 相手の名前を挟みましょう。 親しくなったら、相手のファーストネームやニックネームで、 最初の頃は、Mr./Ms--で良いので、 相手の名前を節々に入れて、親しみ感を出しましょう。 ▼日本には、そんな習慣がないので、 これは、日本人にはなかなか出来ない事ですが、その癖を付けましょう。 例えば、トムさんにあったら、Hi, Tom, how are you ? 或いは、打ち合わせの時に、 Tom, I’m sure she will say yes. (トムね、俺、あの女性はOKすると思うよ) トムさんが具合が悪そうだったら、What’ wrong with you, Tom ? などと名前を入れましょう。 名前を入れるだけで全然、受け止め方が違います。 ★その②: 仲間意識の "we" 例)営業成績不振の営業マンを集めて社長が、お説教をしております。 そこで、『君たち、もっと頑張りたまえ!』と言うとき英語では、 次のA とBとでは、どちらがより丁寧な(団結心のある)英語でしょうか? A: You should work harder. B: We should work harder. *Bの方が、暖かみのある言い方ですね。YOU と WE の使い分けにより、 英語では丁寧さ、暖かさを出すことができます。 上のAは、あくまで、YOUですので、『君たちは』と言っており、 部下と社長間に敷居があります。 一方、Bは、「我々は」、としております。 つまり、社長は営業マンらを含めて、 「我々は」としており、営業マンらの視点で発言をしております。 ですから、こちらの方が 仲間意識の強い言い方になり、 YOUよりも丁寧です。この様なWEの使い方を 覚えておいて下さいませ。 ビジネス英語ではよく使うべき言い方です。 ご質問は、何なりと。See You Next Month!!!! |